常盤公園

あさひかわの公園

常磐公園 | 旭川市

常盤公園目次

  1. 概要
  2. 歴史
  3. 旭川常磐公園のさくら
  4. 旭川常磐公園でボート
  5. 旭川常磐公園の噴水
  6. 旭川常磐公園の遊具
  7. 旭川常磐公園アクセス方法
  8. Tiktokで情報を見る
  9. instagramで情報を見る
  10. Googleで口コミを確認
  11. Twitterで情報を見る

常磐公園(ときわこうえん)は、北海道旭川市にある公園・地名。「旭川八景」、「日本の都市公園100選」選定。

概要

旭川市で初めて開設された公園。市内中心部に位置し文化芸術の拠点となっているほか、隣接する旭川リベラインパークとともに各種イベントに利用される。

なお、付近の地名などは「常盤」と表記するが公園名は「常磐」である。

これは、1928年(昭和3年)の園名碑設置時に揮毫した字の間違いがそのまま公園名として決まったという説や、割れることを連想させる「皿」よりも壊れにくい「石」の字を用いたという説、1919年(大正8年)陸地測量部(現在の国土地理院)発行の地図による付近の町名には「常磐通」と書かれているためこれを採用したという説がある。

歴史

1890年(明治23年)に村が置かれた旭川は、屯田兵の配備や北海道官設鉄道上川線の旭川延伸、第七師団の移住によって発展し、1901年(明治34年)に町に昇格した。

その際に設置した「町村制実施準備委員会」において公園造成を決議したが、着手に至らないまま日露戦争が始まった。

1908年(明治41年)には「近文衛戍地分離独立問題」が起こり第七師団が旭橋を境に分離独立する動きを見せたが、1910年(明治43年)に「旭川町対第七師団協定書」を締結して問題が解決した。

協定書には、「旭川町中島に公園を整備し、居住者の和楽を増進する事」が明記されており、市街地と第七師団の中間地点を町民と師団の親睦の場として活用することにした。

同年には星野勇三に設計を委託して公園造成が始まった。1916年(大正5年)に基礎工事を終えて開園した。

1928年(昭和3年)に設置された園名碑は、時の第七師団長・渡辺錠太郎陸軍中将(二・二六事件で反乱軍に殺害された)の揮毫によるもので、周囲の地名「常盤」と異なり「常磐公園」と記されており、旭川市の定める本園の名称も「常磐公園」である。

交 通:無料駐車場あり
(図書館等の施設と併用になります。満車の場合もありますのでご了承ください。)
道北バス・旭川電気軌道 常盤公園、4条4丁目などで下車すると便利です。

旭川常磐公園のさくら

旭川市の花見を楽しむ、桜の名所ガイド | たびらい北海道


常磐公園は市街地の中で四季を感じることができる場所として、市民はもちろん、観光客からも人気の公園ですが桜の季節は格別です。北海道旭川市では例年、5月初旬から中旬頃に桜の見頃を迎えます。常磐公園にはエゾヤマザクラやソメイヨシノ、シダレザクラなどの桜の木が200本植えられて満開の景色は最高です。
園内の千鳥ヶ池でボートに乗り、池の真ん中から見るシダレザクラが咲き乱れる様子は格別!風がない時には、水面に映る桜がまたなんとも言えないキレイさなんです。
ボートからだけではなく、千鳥ヶ池に面した天文台が建つ築山に上がれば、公園内に咲く200本以上の桜を見渡すこともできますし、季節が合えば満開の桜の木と共に咲く、700本のツツジの花も楽しむことができます!

公園内に多くの花があれど、千鳥ヶ池周辺は特に花が多くシダレザクラやエゾムラサキツツジが植えられいて、花の鮮やかな色のおかげで緑の芝生がよく映え、市街地にある公園だということを忘れてしまうような景色が私たちを包んでくれます。

木々に囲まれるように野外彫刻も点在しているので、お花見をしながら芸術にも触れられる稀有な公園です。

旭川市にある周辺には火気を使用してバーベキューなどを楽しめる公園がありますが、この常磐公園では火気厳禁なので注意。お花見をする時には旭川市街などでお弁当を購入してから来てくださいね。

夜に特別なライトアップはされていませんが、街灯がありますよで夜のお花見を楽しむこともできますよ!

旭川常磐公園でボート

藤棚とボート – 旭川市、常磐公園の写真 – トリップアドバイザー

常磐公園には千鳥ヶ池と白鳥の池という池がふたつあります。
大きいのは千鳥ヶ池で、ボート乗り場があり手漕ぎボートを楽しむことができます。
北海道の自然の中、緑あふれる公園内で水辺の景色を楽しむことができます。

ボートが浮かぶ千鳥ヶ池は、昔の人々が掘った池です。1913年に旭川市がとても寒くなり、農家の人々が大切に育てていた作物が育たなくなってしまい生活が苦しくなっていきました。そこで公園内に「池を掘る」という労働を与え、農家の人たちの暮らしを助けました。つまり昔の人達の「頑張りの証」で千鳥ヶ池が誕生したと言えます。


今はボート乗り場は2軒あったそうですが、現在は1軒だけです。
池周りにはウッドデッキが整備されていて、ボートに乗る人のすぐ近くまで行くことができます。

ボートは30分/2人400円、3人500円。
公園の池にボート…というと、足漕ぎのスワンボートを思い浮かべますよね。でもここで楽しめるのは手漕ぎボートです。


日本で手漕ぎボートが楽しめるようになった時期はハッキリしませんが、第二次ベビーブームに沸いていた1974年、家族で楽しめるレジャーとしてボートが大人気に!当時は現在でも乗ることが出来る手漕ぎボートに加え、船舶免許がなくても乗れた小型エンジン付きのモーターボートが人気でした。しかし、モーターボートの事故が相次いだことで法改正が行われ、動力付きのボートの操縦には免許が必要になりました。これによってボートを楽しむ人の姿が減ってしまい、サイクリングが流行したことに注目した群馬県にある企業が開発したのが今では池で当たり前のように浮いている「足漕ぎスワンボート」です。

常磐公園にはスワンボートはありませんが、ゆったり春の桜・秋の紅葉をボートにのって眺めてみるのがオススメです!

旭川常磐公園の噴水

ツツジと噴水 – 旭川市、常磐公園の写真 – トリップアドバイザー

ボートが浮かぶ千鳥ヶ池には、公園内で唯一の噴水があります。
一定間隔で吹き出す噴水に、ボートで近くまで行くことができますが、周りに柵がありますので噴水から出る水は触れませんよ(笑)
地上から近くを噴水で見たいなら、中央花壇から繋がる島へ行ってみると良く見えます。そこには昭和29年に天皇皇后両陛下が旭川市にいらっしゃった記念に建てられた「天皇皇后両陛下御来道植樹記念の碑」がありますので、一緒に見てみてはいかがでしょう?

実は今見ることができる噴水は2代目の噴水。昭和28年、最初に噴水が建てられた時は「くまの親子の噴水」だったそうです。

位置は今の噴水とほぼ同じところにあり、高さは4.5メートル。くまの親子像と、台座に取り付けた4頭のくまたちの顔から勢いよく水が吹き出す凝った造りで、1日150トンもの水を噴出していたそうです。
旭川っ子たちの楽しみは、貸ボートで噴水のギリギリまで行くことだったとか(笑)


昭和61年に公園内の大改修が行われた際にこのくまの親子の噴水は残念ながら撤去されてしまいました。撤去されるまでに数回塗り替えられていて、しかも大胆な塗り替えだったようで写真に残るくまの親子の噴水は同一か!?なんて思わせる程だったようです(笑)


このユーモア溢れる噴水の作者は「大雪山の北修」と呼ばれて親しまれている地元出身の画家、高橋北修の作です。
北修の作品は公園内に「岩村通俊像」のもう一点あり、そちらは完成時から改修はされていますが現在も残されていますので、そちらも見に行ってみては?

旭川常磐公園の遊具

旭川・常磐公園の遊園地に愛らしい彫刻 – 旭川発 ハッピーなくらし

常磐公園内、北海道立旭川美術館駐車場の入り口近くに遊具があるスペースがあります。
常磐公園内のはしっこにあり「常磐公園遊園地」と言う名前がついてますが、インパクト大!なタコすべり台がありますので「タコ公園」と近所の子どもたちから親しまれ、夕方は子ども達の元気な声がひびきます。

公園内の遊具はジャングルジム・スプリング遊具・ブランコなど一般的な遊具から、大人気のタコすべり台と幼児でも安心な小さい木製すべり台があります。

すべり台マニア(!?)の方の調べによると、常磐公園遊園地にあるタコすべり台は、北海道内にあるタコすべり台の中で最も古いタイプのようで、全体的に姿勢が低く、スライダー部分が5ヶ所程あります。順番で滑る子ども達も順番待ちが少なくて済んで喜びそうです!


時々消えてしまうこともありますが、目が書かれていたり吸盤が書かれていたりもします。誰が書いてるんでしょうか(笑)

常磐公園遊園地の隣にある「北海道立旭川美術館」は、主として木の造形と道北地域の美術文化の拠点として地域ゆかりの美術から国内外の美術まで、多彩な展覧会や教育普及プログラムなどが開催されています。季節や期間内での特別展示プログラムもやっているので、お子さんたちが公園で遊んだあと、大人が芸術を楽しみに行ってみるのにベストな環境ですね!

先程からご紹介している、常磐公園内にあるふたつの池。ボートが浮かぶ「千鳥ヶ池」と「白鳥の池」のうち、白鳥の池は常磐公園遊園地の隣にあります。水鳥が飛来して休んでいることもあるので、公園で遊びながら観察もしてみましょう!

旭川常磐公園アクセス方法

常磐公園の所在地は北海道旭川市7条通2丁目。
JR北海道の旭川駅から1.6km程しか離れていませんので、徒歩でも約20分とアクセスしやすい場所にあります。

バス利用の場合

道北バスか旭川電気軌道のバスに乗車し「常磐公園前」バス停下車すぐ。旭川駅発のバスに乗車すれば5分程で到着です。

常磐公園周辺にはしっかり駐車場も整備されていますので、車での来園も大丈夫!
車の場合、最寄りのICは道央自動車道旭川鷹栖ICから約4km、約15分程です。

広く市街地にある公園なので、心配なのは駐車場がどれくらいあるか?ってことですよね。
常磐公園内には図書館や美術館、プール等もありますから駐車場が図書館側に一時駐車スペースを含む3ヵ所、美術館側に1ヶ所、計4ヵ所整備されています。広い北海道、車移動が便利ですから助かりますね!

まずは図書館側の駐車場です。
ロータリー近く、図書館にいちばん近い駐車場は図書館利用者が主ですが、スペースが空いていれば駐車場OK。

①火・金 9:45~18:15
②水・木 9:45~20:15
③土・日・祝日 9:45~17:15
④月・休館日 8:30~20:30(冬は8:30~18:30)
⑤年末年始 8:30~18:00
この駐車場スペースを利用した時は、中央図書館カウンターにて整理券にスタンプをもらう必要があります。

利用時間外は駐車できません。

図書館横の少し小さな駐車場は、前述したように、図書館を短時間利用する人のための20分目安で駐車できるスペースです。

常盤通り側、旭川文学資料館前の駐車場と美術館側の駐車場は公園利用者なら誰でも駐車できます。
・4/1~10/31
月~土 8:30~20:30
日 8:00~20:30

・年末年始、11/1~3/31の冬期間は曜日により変動がありますので注意してください。
駐輪場もしっかりありますので、サイクリングで立ち寄るのも大丈夫ですよ!

全ての駐車場は無料で利用できますが、時間が決められていますので時間内での駐車をお願いします。
もし時間外で駐車をしたいのなら民間の駐車場も近くにあります。
・タイムズ旭川ロータリー前 1時間220円/24時間最大500円
・タイムズ旭川昭和通8 1時間220円/12時間最大660円

ルールを守って、北海道の思い出を作ってくださいね!

住 所:〒070-0044 北海道旭川市常磐公園

関連情報
公益財団法人旭川市スポーツ協会
社会福祉法人 旭川市社会福祉協議会
一般社団法人 旭川観光コンベンション協会

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